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新馬戦、マイネルレコルトがレコードV

  • 2004年06月20日(日) 17時27分
 20日、福島・函館・阪神競馬場では2歳戦が計3鞍行われた。

 福島5R・2歳新馬戦(芝1200m)は、後藤浩輝騎手騎乗の1人気マイネルレコルト(牡2・美浦・堀井雅広厩舎)が、2着の2番人気ミラクルポイントに2.1/2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分08秒8(良)で、福島2歳レコードを0.2秒更新した。レースは、逃げるミラクルポントを、マイネルレコルトが4角並びかけ、直線併走から突き放してゴール。1.3/4差の3着には新種牡馬アグネスワールド産駒カズサラインが入った。

 勝ったマイネルレコルトは、父チーフベアハート母ミヤギミノル(その父タイテエム)という血統。近親には、01年中山金杯(G3)を勝ったカリスマサンオペラがいる。

 函館5R・2歳新馬戦(芝1200m)は、勝浦正樹騎手騎乗の2番人気スキップジャック(牡2、美浦・高橋裕厩舎)が、道中3番手から直線先に抜け出した3番人気エイシンイーデンを1馬身差し切って優勝。勝ちタイムは1分11秒3(良)。3着は4番人気ダンシングハート。圧倒的1番人気に支持された新種牡馬フレンチデュピティ産駒で、98年阪神3歳牝馬S(G1、現阪神JF)を制したスティンガー(牝8、父サンデーサイレンス)の半弟デビルは、スタートで後手を踏み伸びきれず6着に敗れた。

 勝ったスキップジャックは、父メジロライアン母ヒカリクリスタル(その父ラッキーソブリン)という血統。母系からは89年安田記念、90年スプリンターズS(共にG1)を制したバンブーメモリー(牡19、父モーニングフローリック)や、03年日経新春杯(G2)を勝ったバンブーユベントスなど活躍馬が多数出ている。

 阪神5R・2歳新馬戦(芝1400m)は5頭立てのレースのなか、福永祐一騎手騎乗の1番人気エイシンヴァイデン(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、道中3、4番手の外々を回り直線早めに抜け出すと、後方待機策から直線追い込んだ新種牡馬ディクタット産駒の2番人気オーヴェールをクビ差凌ぎ優勝。勝ちタイムは1分23秒9(良)。3着には先行した3番人気ニホンピロビエラが入り、枠連130円、馬単・3連複共に180円という低配当となった。

 勝ったエイシンヴァイデンは、父が97年ベルモントS(米G1)を制したTouch Gold母バーモントガール(その父ミシエロ)という血統。伯父には99年ブリーダーズCスプリント(米G1)を制したアータックス Artax(牡9、父Marquetry)がいる。

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