アネモネS(3月10日/3歳OP・芝1600m)に出走する
トーセンベニザクラ(牝3)が、南ウッドチップコースで、
津村明秀騎手を背に、単走で追い切りを行った。
管理する柴崎勇調教師は「週末は馬場が悪くなりそうですので、重いウッドチップコースで、どんな走りをするか確認をしてみましたが、うまくさばいていましたし、動きは良かったですね。これなら馬場が悪くてもやれると思います。
前走(
フェアリーS・1着)は、直線で前が開くのが遅くて、ゴール前、ギリギリ差し切ったというレースになりましたが、もう少し前が早く開いていれば、もっと鮮やかな勝ち方になったと思いますよ。今回も、
桜花賞に向けていい競馬ができればと思っています。
アネモネSの後は、阪神ジュべ
ナイルフィリーズの時と同じパターンで、2週間ほど栗東で調整して、本番(
桜花賞)へ向かう予定です」と、意気込みを語った。
騎乗した津村騎手は「今日のウッドチップコースは少し重かったですし、週末は馬場が悪くなりそうなので、どんな走りをするか確かめてほしいと、先生からは言われていました。動きは良かったですね。本番は
桜花賞ですけど、今回も負けられない気持ちです」と強気のコメント。(取材:佐々木祥恵)