04年
阪神大賞典などを制し、引退後は北海道の社台スタリオン
ステーションで種牡馬生活を送っていた
リンカーン(牡12歳)が23日の午後6時10分、病気のため死亡したことが26日に分かった。
現役時代はGIには手が届かなかったが、03年
菊花賞、
有馬記念、06年
天皇賞・春で2着。23戦6勝(うち重賞3勝)の戦績を残し、種牡馬としては11年デイリー杯
クイーンC3着の
デルマドゥルガーを輩出した。同スタリオンの徳武英介氏は「4月中旬に鼻出血を発症し、喉嚢炎と診断されました。体調回復に努めましたが、23日に再び鼻出血を発症。夕方に亡くなりました。同日行われたSTV杯で産駒の
マスイデアが勝ったあとでした。血統も馬体も素晴らしい馬でしたし、残念でなりません」と語った。
提供:デイリースポーツ