阪神11Rの
阪急杯(4歳以上GIII・芝1400m)は、1番人気
ロードカナロア(
岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分21秒0。3/4馬身差の2着に2番人気
マジンプロスパーが、クビ差の3着に11番人気
オリービンがそれぞれ入線。
ロードカナロアは栗東・安田隆行厩舎の5歳牡馬で、
父キングカメハメハ、
母レディブラッサム(母の
父Storm Cat)。通算成績は14戦9勝となった。
レース後のコメント
1着
ロードカナロア 岩田康誠騎手「今年は負けるわけにはいかない立場。今年緒戦をこういう形で飾ることができて、次に向けて楽しみになりました。理想的な展開で、どこからでもレースができる馬ですからね。馬が完成されつつあります。4コーナー手前ではいくぶん仕掛けが早いかとも思いましたが、自信を持っていきました。最後までがんばってくれました」
2着
マジンプロスパー 福永祐一騎手
「
ロードカナロアについていって、外に出そうかと思いましたが、内に行きました。少し怯む面がありましたが、がんばってジリジリと伸びてくれました。このような形で競馬ができたのは初めてですし、収穫でした。状態もよくなっていました」
4着
サンカルロ 吉田豊騎手「内枠からうまくさばくことができました。前に人気馬がいたので、その後ろをついていきました。いつもの感じならそこから伸びるのですが、馬体が増えていて余裕があった分でしょうか。次に向けてのいい叩き台になったと思います」
5着
シュプリームギフト 秋山真一郎騎手
「前回の敗因は道悪とハッキリしていましたし、今日はパンパンの良馬場でしたからね。1400mがどうかと思いましたが、この距離でもやれるメドは立ったと思います」
9着
エピセアローム 武豊騎手「スタートよく、取りたいポジションを取れましたが、追ってから反応がありませんでした。結果的には内を走った馬の競馬になりましたしね。次はよくなってくると思います」
11着
ブライトライン 浜中俊騎手「ゲートの中で座り込んでしまって遅れてしまいました。4コーナーではトモがばらけた感じで、手応えがありませんでした。馬ごみに入れるとダメなタイプなのかもしれません」
16着
シゲルスダチ 池添謙一騎手「途中から一気にかかってしまって、折り合いがつきませんでした」
提供:ラジオNIKKEI