現地時間17日、英・ロンドンで、欧州
年度代表馬を決定する第14回カルティエ賞授賞式が行われた。本年度の
年度代表馬に輝いたのは、英・愛
オークス(英G1、愛G1)連覇、BCフィリーアンドメアターフ(米G1)制覇とG1・3勝を挙げ、
凱旋門賞(仏G1)でも3着した
ウィジャボード Ouija Board(牝3、英・E.ダンロップ厩舎)。
ウィジャボードは
エリザベス女王杯(G1)、
ジャパンC(G1)と共に選出されるも辞退、年内は休養となっている。なお、
ウィジャボードは
年度代表馬に加え、
最優秀3歳牝馬にも輝いている。
他の受賞馬としては、
凱旋門賞(仏G1)を始め、ジャンプラ賞(仏G1)、パリ大賞典(仏G1)と今年G1・3勝を挙げた
バゴ Bago(牡3、仏・J.ピース厩舎)が
最優秀3歳牡馬に、サセックスS(英G1)など今年G1・3勝のソヴィエトソング Soviet
Song(牝4、英・J.ファン
ショウ厩舎)が最優秀古馬に選ばれている。
また
最優秀2歳牡馬は、新種牡馬
Giant's Causeway産駒で、3戦全勝でデューハーストS(英G1)を制したシャマーダル
Shamardal(牡2、英・M.ジョンストン厩舎)が、
最優秀2歳牝馬は、モルニ賞(仏G1)、マルセルブサック賞(仏G1)を5戦全勝で制した
ディヴァインプロポーションズ
Divine Proportions(牝2、仏・P.バリー厩舎)が、最優秀スプリンターは、
モーリスドギース賞(仏G1)、フォレ賞(仏G1)と今年G1・2勝を挙げたソムナス Somnus(セン4、英・T.イースターバイ厩舎)が、最優秀ステイヤーは、カドラン賞(仏G1)、ロワイヤルオーク賞(仏G1)を共に連覇した
ウエスターナー Westerner(牡5、仏・E.
ルルーシュ厩舎)が、それぞれ受賞している。本年度の受賞馬は以下の通り。
【2004年カルティエ賞受賞馬】()内は性齢、父馬名、主な勝ち鞍
・
年度代表馬、
最優秀3歳牝馬ウィジャボード Ouija Board
(牝3、
父Cape Cross、英・愛
オークス、BCフィリーアンドメアターフ)
・
最優秀2歳牡馬シャマーダル
Shamardal(牡2、
父Giant's Causeway、デューハーストS)
・
最優秀2歳牝馬ディヴァインプロポーションズ
Divine Proportions(牝2、
父Kingmambo、モルニ賞、マルセルブサック賞)
・
最優秀3歳牡馬バゴ Bago
(牡3、
父Nashwan、ジャンプラ賞、パリ大賞典、
凱旋門賞)
・最優秀古馬
ソヴィエトソング Soviet
Song(牝4、
父Marju、
ファルマスS、サセックスS、メイトロンS)
・最優秀スプリンター
ソムナス Somnus
(セン4、
父Pivotal、
モーリスドギース賞、フォレ賞)
・最優秀ステイヤー
ウエスターナー Westerner
(牡5、
父デインヒル、カドラン賞、ロワイヤルオーク賞)