第148回天皇賞(秋)を圧勝し、晴れてGI馬となったジャスタウェイ。29日、管理する須貝尚介調教師は改めて優勝の喜びを語った。
「なかなか勝てなかったですが、ようやく勝てた。しかもGI。秋の天皇賞。東京の芝2000mの天皇賞を勝つということは、種牡馬への道にもつながると思うから。まずひとつGIを、しかも天皇賞を勝ててよかったです」
須貝師の父も元騎手であり、元調教師。競馬場で生まれ育った。父は騎手時代にタイテエムで天皇賞(春)を制覇。立場や春・秋の違いはあるが、親子で盾制覇を果たした。
「日本人として、天皇賞というレースを勝てたのが嬉しい。あらためて盾の重みをズシリと感じました。天皇賞は一番勝ちたかったレース。ほろっと自然と涙が出ました」
ジャスタウェイは明日30日、栗東トレセン近郊の吉沢ウエストに放牧に出る。
「天皇賞は...