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根岸S、メイショウボーラー7馬身差の圧勝

  • 2005年01月29日(土) 15時45分
 29日、東京競馬場で行われた根岸S(G3・ダート1400m)は、福永祐一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝180円)メイショウボーラー(牡4、栗東・白井寿昭厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと、好位を追走した9番人気ハードクリスタルに7馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分23秒0(良)。さらに7馬身差の3着には、先行した5番人気エコルプレイスが入り、2番人気アドマイヤマックスは後方追走のまま14着に敗れた。なお、昨年12月31日で廃止となった高崎競馬所属のサンエムキングは16着に敗れた。

 勝ったメイショウボーラーは、父タイキシャトル母ナイスレイズ(その父Storm Cat)という血統。半姉のニンナナンナ(父Unbridled's Song)はJRA通算3勝を全てダート1000mで挙げている。03年7月のデビュー戦(小倉・芝1000m)を快勝すると、フェニックス賞(OP)、小倉2歳S(G3)、デイリー杯2歳S(G2)を連勝。暮れの朝日杯フューチュリティS(G1)では1番人気ながらコスモサンビームからクビ差の2着に惜敗。去年は皐月賞NHKマイルC(共にG1)、スワンS(G2)でそれぞれ3着に入っていたが、勝ち星を挙げるには至らず。初のダート戦となった前走のガーネットS(G3・ダート1200m)を圧勝しており、今回の勝利でダート重賞連勝となった。通算成績14戦6勝(重賞4勝)。

 鞍上の福永祐一騎手は同レース初制覇。本馬で制した9日のガーネットS、ヒシアトラスで制した23日の平安Sに続き、今年のJRAダート重賞3連勝を達成。JRA重賞は通算38勝目。管理する白井寿昭調教師も同レース初制覇。JRA重賞は通算36勝目。

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