平成26年度騎手免許試験の新規合格者が、2月6日(木)午前10時に発表になった。
調教助手から再び騎手を目指していた柴田未崎助手(
斎藤誠厩舎)も、見事に合格。トレセンスタンドに貼り出された合格者名を、双子の兄・
柴田大知騎手と共に確認し、喜びを分かち合っていた。
■柴田未崎調教助手
嬉しい反面、簡単に行く世界ではありませんし、気持ちを引き締めていかなければいけないと思っています。もう1度騎手を目指したのは、やはり大知の活躍の影響が大きかったですね。(
柴田大知騎手が)
マイネルネオスで、
中山グランドジャンプ(2011年・JGI)を勝ったあたりから、自分もジョッキーとしてやれることが、もう少しあったのではないかと考えるようになりました。
騎手試験の受験の時は、大知には特別相談しませんでした。斎藤先生に相談してみたところ、受けたら良いんじゃないかと言って頂けました。やらないで後悔はしたくないですしね。受験を決めてから、騎手に戻った時のために体作りも始めていました。これからは初心に返って、1つ1つ大事に乗って行きたいです。大知とは比べないで、自分のペースでやっていきたいと思います。
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柴田大知騎手ホッとしました。おめでとうと言ってあげたいです。でも勝負はここからですし、人より2倍も3倍も努力をしないといけないと思います。厳しいということは、本人もわかっていると思いますから、覚悟してやっていってほしいです。また一緒にレースに乗って、1、2着になれたら嬉しいですね。一緒に競馬を盛り上げていきたいですし、頑張ってほしいです。
(取材・写真 佐々木祥恵)