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ローマンレジェンドにまたがった岩田は「動き自体は申し分ない」/エルムS

  • 2014年07月24日(木) 12時00分
 雨を切り裂きながらグイグイと脚を伸ばしていく。併せた相手を4馬身置き去りにし、さらには前を走る僚馬までものみ込んだ。“二段構え”の併せ馬を難なく消化したローマンレジェンド。7か月ぶりの不安は皆無と思えるほど、フットワークは迫力満点だ。

 圧巻の最終リハは、函館ダートでハーマンミュート(4歳500万下)を2馬身追走してスタート。直線入り口で早々にパートナーを蹴散らすと、今度は前で待ち構えるサンタンドレ(3歳未勝利)を目掛けて加速する。ゴール前でかわし、5F66秒3-37秒3-12秒1をたたき出した。

 2週連続でまたがった岩田は満足げに口を開く。「先週よりもいい。太め感もないね。最後は(僚馬が)ついて来られなかった」。抜け出してからフワッとする悪い面も見せることがなく、抜群の集中力を発揮。「動き自体は申し分ない」と白い歯をのぞかせた。

 昨年の東京大賞典(6着)で右後肢を骨折。それ以来の実戦でも仕上がりは良好となれば、残る課題は一点だ。「気持ちやね。気が小さいから。前走もゲート内でガタガタして蹴ったりしていた」と鞍上。荻野助手も「怖がりな馬。普通に走る気になれば、ですね」と同様の見解を示す。

 それでも主戦は「今は落ち着いている」とあくまで前向き。2年前はエルムSで重賞初Vを決め、年末に東京大賞典を制して頂点に上り詰めた。王座奪回へ、思い出の一戦で再スタートを切る。

提供:デイリースポーツ

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