現地時間26日イギリス・アスコット競馬場で行われた
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスステークス(3歳上・GI・芝2400m・1着賞金:567,100
ポンド)は道中後方からレースを進めたP.ハナガン騎手騎乗の3歳牝馬タグルーダが直線に入ると鋭い末脚を繰り出して先に抜け出した2着、3着馬を交わして優勝した。2着にはGI勝ちはないもののここまで連対率10割のテ
レスコープ、3着には前走人気薄ながら
エクリプスSを制したムカ
ドラムが入った。勝ち時計は2分28秒13(馬場状態:Good)。
勝ったタグルーダはJ.ゴスデン厩舎所属の3歳牝馬。父は
Sea The Stars、母は
Ezima、母父は
Sadler's Wellsという血統。前走は英
オークスを制し、3戦3勝で今回のレースに臨んでいた。レース後、ゴスデン師は今後について「ヨークシャー
オークスと
凱旋門賞が適しているレースではないか」と語っていた。
なお、3歳牝馬が
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスSを制したのは73年の
Dahlia、76年の
Pawneeseに続き史上3頭目で、38年ぶりの快挙となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆タグルーダ(牝3)
騎手:P.ハナガン
厩舎:J.ゴスデン
父:
Sea The Stars母:Ezima母父:Sadler's Wells馬主:シェイク・ハムダン殿下
通算成績:4戦4勝(重賞2勝)