昨年8月、急性心不全により死亡した
トウカイテイオーの最後の産駒が、新冠町の遊馬
ランドグラスホッパーで誕生した。
7月3日に産声をあげたのはホッカイドウ競馬に所属していた
キセキノサイクロン(
その父エアダブリン)を母に持つ牡馬。生まれて間もないので、早く生まれた同世代の馬たちに比べると小柄だが「この馬なりに順調」(荒井代表)だという。
トウカイテイオーは現役時代12戦9勝。
皐月賞、
日本ダービー、
ジャパンC、
有馬記念などに勝利し、不敗で2冠を制した1991年には
年度代表馬にも選出されている。現役引退後は社台スタリオン
ステーションで種牡馬生活を送っていた。