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ゴールドシップの次走について須貝師「放牧へ出して様子を見てから」/阪神大賞典

デイリースポーツ
  • 2015年03月23日(月) 12時00分
「第63回阪神大賞典・GII」(芝3000m)は22日、阪神11Rに10頭で争われ、1番人気のゴールドシップ(栗東・須貝)が、単勝1.6倍の圧倒的支持に応えて完勝。13、14年に続くレース史上初の3連覇を達成するとともに、史上7頭目の重賞V10を飾った。道中はじっくりと中団やや後方を追走。2周目の向正面で徐々にポジションを上げると、4コーナーで先団に並びかけ、直線半ばで先頭へ。外から7番人気のデニムアンドルビーが迫ってきたが、ゴール前で突き放し、GI5勝馬が力を誇示するような競馬を見せた。勝ちタイムは3分5秒9。勝ち馬をマークして運んだデニムアンドルビーが1馬身1/4差の2着。さらに3馬身差の3着には2番人気のラストインパクトが入った。なお、1着馬には天皇賞・春(5月3日・京都、芝3200m)への優先出走権が与えられる。

 岩田は「本当に強かったです。伸び伸び走らせてあげようと思った。“その気”にさせられたのが良かった」と安どの表情で振り返った。

 須貝師は興奮を隠し切れない。「声が枯れた」。GIの時のように叫び続け、負けられないという気迫が愛馬に届いた。指揮官は前走の内容から、鞍上と馬との主従バランスが崩れかけていることを察知。「“怒らせてくれ”とだけ伝えた。馬がナメているから」。闘志を呼び起こそうとする鞍上のアクションに、芦毛の6歳馬は見事に応えてくれた。

 過去2年はこの仁川の長丁場をステップ天皇賞・春へ臨んで、結果は5、7着。陣営は今回、進路を保留した。「放牧へ出して様子を見てから」とトレーナー。また小林英一オーナーの次男・正和氏は「天皇賞も考えていますが、宝塚記念(6月28日・阪神、芝2200m)が最大目標なので。ベストのローテで臨めるように考えたい」と説明した。初の盾獲りを狙うのか、それとも3連覇のかかる上半期のグランプリへ直行か。今後の舵取りに注目が集まる。

提供:デイリースポーツ

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