(11)
ダノンリバティ=午後3時過ぎに到着。1月の
京成杯に続き2度目の中山遠征とあって、環境の変化に動じた様子は見られない。「輸送は全く問題のないタイプ。直前追いの動きが良かったし、中2週でもオーバーワークにはなっていない」と中原助手はうなずいた。
(12)
ベルラップ=叩いた効果で一変するか。「変わりなく順調。カイ食いも心配のない馬だから」と野本助手は、輸送後も問題のない気配に納得の表情。前走は9着に敗れたが「ブリンカー装着で少しでも集中してくれれば。使って良くなる馬。もっとやれていい」と反撃を誓った。
(13)
コメート=美浦南の角馬場から逍遥馬道へ移動してじっくりと乗り運動を行い、
リラックスムードを漂わせた。川崎助手は「前走はパドックから気持ちが入り過ぎていた。使って落ち着きが出てきたし、能力は出せる状態」と、
弥生賞8着からの巻き返しを期待していた。
(14)
クラリティスカイ=関西馬では最後に中山へ到着。「これまでは輸送で馬体が減っていたので、今回は(栗東で)しっかり食べさせてきた」と吉田厩務員は、万全の態勢を敷いてきたことを強調する。
弥生賞は6着に敗れたが「前走とは違う感じを受けている」と野心をちらつかせた。
(15)
ダノンプラチナ=昨年の2歳王者は美浦坂路で重いチップを豪快に蹴り上げ、4F69秒4。順調ぶりをアピールした。「トモにしっかり重心が乗っていたし、どんどん良くなっている」と宮田助手。「(
ディープインパクト産駒が勝ってない)ジンクスを破ってほしい」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ