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直前情報・ウインバリアシオン中山助手「何とかタイトルを」/天皇賞・春

デイリースポーツ
  • 2015年05月03日(日) 12時00分
 (13)キズナ=栗東坂路から栗東CWへ移動して1周。予定通りのメニューを消化した。騎乗した山田助手は前日の調教でパートナーが見せたわずかな“変化”を感じ取っていた。「CWの残り100mを迎えた時にこの馬にしては珍しく行きたがる面を見せていました。ええ、状態がいいからこそです」とほほ笑んだ。昨年4着のリベンジへ視界良好だ。

 (14)フェイムゲーム=金曜に京都へ移動。決戦前日は厩舎周りの運動で静かに臨戦態勢を整えた。昨年は天皇賞・春宝塚記念でともに6着。関西遠征は通算3度目になるが「去年よりも精神的に成長して、落ち着きがある」と菊池助手はうなずいた。スタミナ勝負なら不気味な存在だ。

 (15)サウンズオブアース=栗東の角馬場で調整。柔らかい歩様を見せ、気持ちを落ち着かせた。「状態はすごくいい。落ち着きもあるし、馬体もいいよ。菊花賞の時も良かったけど、あの時と同じぐらいだね」と藤岡師は万全の仕上がりを強調。一方で「枠がねえ。折り合い面というよりも、やっぱりこの枠は距離ロスがあるから」と外枠を不安視した。

 (16)ウインバリアシオン=栗東坂路を4F70秒0-17秒4で駆け上がり、前日調整を完了した。「休み明けの前走を使って良くなってきています。枠順は外ですが、どこかで内に入れることができれば」と中山助手。過去9回のGI挑戦では2着4回が最高。「何とかタイトルを獲らせてあげたいです」と期待を込めた。

 (17)アドマイヤデウス=前日と同様、土曜朝も栗東坂路での調整。リラックスした走りで4F70秒8を計時し、橋田師は「順調です。とてもいい感じできていますね」と満足げにうなずいた。「レースでは気難しい面をまったく見せませんから」と初の長距離戦にも自信の表情。骨折休養から復帰してGIIを連勝中。メンバーNo.1の勢いを見せつける。

提供:デイリースポーツ

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