血統調査員のＹＲＡです。
「血統表は競走馬の設計図！」ということで。

今週はロードカナロアのG1仕様配合馬の登場です。


ルコルセール　父ロードカナロア　
7/16新潟５レースデビュー予定
父ロードカナロアは現役時代、国内外で１９戦１３勝。
（２着５回３着１回と馬券圏外は一度もなし）。
主な勝ち鞍は香港スプリント（２回）などG1を６勝。
２０１３年には年度代表馬に選出されている。
２０１９年種牡馬ランクは第３位。

母ラバヤデールは現役時２４戦３勝（条件馬）。
繁殖としてデビュー済み産駒は６頭。
父クロフネ（3勝）→父キングカメハメハ（地方２勝）→父シンボリクリスエス（９勝、マーチS（G3）ソロル）→父ハービンジャー（地方１勝）→父ストリートセンス（未勝利）→父エンパイアメーカー（１勝、現役）
中央勝ち上がりは３頭で、重賞馬は１頭輩出。繁殖力は悪くないレベル。
血統背景は父サンデーサイレンスと母父Nureyev（ノーザンダンサー系）の組み合わせ。
全兄はダートG1を４勝したゴールドアリュール。

父ロードカナロアと×母父サンデーサイレンスの組み合わせは名牝アーモンドアイを始め、活躍馬多数の父の王道配合パターン。
また、Nureyevを持つ点もアーモンドアイと同じである。
さらにこのNureyevの母であるSpecialの血は他にもサートゥルナーリア（皐月賞、ホープフルステークス）やステルヴィオ（マイルCS）が持っており、父産駒のG1仕様パターン。

本馬も父産駒のG1馬配合の血統背景を武器に、早期デビューからのクラシックを狙っていきたい。