前回推奨した中山9レースのアサマノイタズラは4着。終始内で運んだことにより、直線でどん詰まり全く能力を発揮できませんでした。率直に言うと「馬の力を信じて外に回せば良かったものを」という感想ですが、この経験を糧にして嶋田Jにはもう一度騎乗機会を与えてほしいと思います。10レースのエトワールは7着。1コーナーでまくってハナを取ったことが結果には繋がらなかったものの、これは積極的に競馬してのものなので文句なしでしょう。中山でもう一度期待したいです。
今日推奨するのは中山11レースと阪神11レースです。

【阪神11レース】阪急杯は◉ダノンファンタジーの連勝に期待する。阪神コースはこれまで【5−0−0−2】と全6勝のうち5勝を阪神で挙げている阪神巧者。逆に二度の着外は桜花賞と阪神牝馬Sなのだが、桜花賞の方はクビの上げ下げで敗れての4着なため、そこまで気にする材料ではない。だが、阪神牝馬Sの方は後続に差されての5着で明らかに道中のかかり癖が影響した。その後の二戦も良い所を残せていなかったが、1400ｍに距離を短縮した前走の阪神Cで一変。1400ｍの速いペースがぴったりと合い、後続からの追撃を抑え完勝。再戦となるインディチャンプには0秒4の差を付けていて、得意の阪神ならこの差は縮まらないとみる。鞍上の川田Jも心強く、ステップレースに全力を尽くすため（逆にG1では期待値が低い）G1よりもここで狙うのが正解なジョッキー。条件に恵まれたここは好勝負必至だ。
馬券は馬単1着固定で3,7,8,10,13番に流し、万が一に備え8→2→10の3連単も少々。

【中山11レース】今回のメンバー構成の特徴は逃げ馬がバビットのみということと、G2にしてはあまりレベルの高い馬がいないという2つ。となれば、◎バビットの逃げ切りの可能性が高い。スタートの速さはピカイチで、まず逃げを譲るということはないだろう。中山は3走前のセントライト記念で制していて全く問題ではなく、しかもこの時の距離2200ｍから1800ｍになることを考えれば、さらにパフォーマンスをあげられる（セントライト記念の2着馬は菊花賞3着のサトノフラッグでレースレベルも高い）。今回のメンバー構成で1800ｍなら地力が一枚上とみて推奨する。
馬券は3連単1着固定で2着に1,8,13番、3着に3,11番を加えた馬券と1,2着を逆の馬券も少々。