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【今週のデビュー馬】ルージュスティリア

  • 2021年07月31日(土) 16時34分
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血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

今週も王道ディープインパクト産駒の登場です。

ルージュスティリア 父ディープインパクト 
8/1新潟5レースデビュー予定

父ディープインパクトは現役時代、7つのG1を制した「日本近代競馬の結晶」と謳われた歴史的名馬。
種牡馬としても2012年から2020年現在まで9年連続で種牡馬ランク首位。
競走馬としても種牡馬としても日本競馬の代表的存在。
(2019年7月30日逝去)


母ドライヴンスノーはアメリカ産馬。現役時未勝利。
現役引退後、オーストラリアで繁殖となり3頭を輩出。
その後、日本に輸入されハーツクライとの仔を出している(未勝利・現役)。
血統背景は父Storm Cat(Storm Bird〜ノーザンダンサー系)×母父Nashwan(Blushing Groom〜Red God〜ナスルーラ系)の組み合わせ。
母母Wandestaはアメリカの芝9Fと10FのG1を3勝したチャンピオンホース。


ディープインパクト産駒で完成度を早めるには母にノーザンダンサーのクロスを持つことがセオリー。
父×母父Storm Cat系の組み合わせはスーパー黄金配合。
G1馬だけで、キズナ(日本ダービー)、エイシンヒカリ(イスパーン賞(仏G1)、香港C(香港G1))、リアルスティール(ドバイターフ(ドバイG1))、サトノアラジン(安田記念)、ラキシス(エリザベス女王杯)、アユサン(桜花賞)、Study of Man(ジョッキークラブ賞(仏G1))、ラヴズオンリーユー(オークス)がいる。
Blushing Groomを持つ馬との配合も相性良く、ミッキークイーン(オークス、秋華賞)、マカヒキ(日本ダービー)、Beauty Parlour(フランス1000ギニー)等、国内外に活躍馬が多数。


このように父ディープインパクトおける成功ポイントをおさえた配合で、厩舎は今年のダービーを制した藤原英厩舎。
今年はこのディープインパクト産駒で牝馬戦線を暴れまわる算段だ。

YRA
YRA
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@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。

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