前回推奨した（先週はお休みさせていただきました）中山11レースのジャンダルムは11着。敗因は内伸び馬場で終始外を通ってしまったことでしょう。外枠が仇となってしまいましたが、こればかりは仕方ないと思います。地力は重賞でも通用することは間違いないと思うので、今後も1200ｍでは注目が必要です。
今回推奨するのは東京7,12レースです。

【東京7レース】は◎レフトゥバーズ。前走は3着に敗れたものの、勝ち馬、2着馬は既に2勝クラスを勝ち上がり、ハイレベルだったことが分かる。敗因としてはスタートがあまり良くなかったことで後方からの競馬を余儀なくされ、ペースもあまり流れなかったこと。上り3Fが勝ち馬と同じだったことからも位置取りの差が勝敗を分けたと言える。今回の強敵は未勝利戦の勝ちっぷりが優秀だった〇サクラロワだが、ほぼ同じペースで鞭を2発しか叩かず上り3F33秒2を叩き出した◎に比べて、鞭を5発叩いて上り3F33秒4だった〇を考えると切れ味勝負では◎の方に分があるだろう。今回は先行馬が少なく切れ味勝負になる公算が大。となればここは一強ではないか。横山武史Jがデビュー戦のあと「僕が馬の動きについていけないほど」と評した自慢の切れ味でここは勝ち切る。
馬券は3連単1着流しで3,4,7,12,13番に流す。

【東京12レース】は◎ネヴァタップアウト。3走前は2馬身2分の1をつけて快勝。勝ち時計1分24秒5は次の日の2勝クラスの勝ち時計よりも0秒3速く、2勝クラスで通用する下地は十分。しかも、このパフォーマンスをレース中に鼻出血を発症しながら発揮したのだ。レース中に鼻出血を発症してしまうと大きくパフォーマンスを落とすというのが通常だが、そんな中で勝ち切ったのは相当強い。前々走、前走は不甲斐ない競馬になっているが、前々走は鼻出血明けで陣営が「いきなりはどうか。」と言うように完調一歩手前の状態、前走は初の関西遠征。どちらも敗因はハッキリしている。今回は4か月の休み明けだが、これは間違いなく東京を待ってのものだろう。昇級してから本来のパフォーマンスを発揮できていないが、本領発揮できればここでも十分通用するとみて期待する。
馬券は単勝とワイドで5,10,12,13,15番に流す。