今日は春のグランプリ・宝塚記念。過去1年間のスピード指数上位はドゥラメンテ、キタサンブラック、カレンミロティック、シュヴァルグラン、アンビシャス、ラブリーデイ、トーホウジャッカル、フェイムゲーム、ステファノス、サトノノブレスなど。

　2010年以降の結果を見ると、先行指数が高い数字となった天皇賞春の着順がリンクしていないことがわかります。昔は天皇賞春で高指数を出した馬がそのまま宝塚記念でも結果を出す、と考えていてそのように馬券を組み立ててきましたが近年はそうでないことが多くなりました。

　今年の天皇賞春も先行指数が高いレースとなっていますので、キタサンブラックは押さえに回して穴で注目したのはフェイムゲーム。前走は後方から脚を使うも展開が向かず8着。8着とはいえ着差は0.5秒差とそれほど負けていませんし、上がりタイムはメンバー中2位と調子自体は悪くなかったと思います。久々のチークピーシーズがいい方向にでると信じて狙ってみたいと思います。あとは毎年スピード指数が少し低くてもレースの流れ、同じ阪神コース、ということもあって結果を残している鳴尾記念の1、2着サトノノブレス、ステファノスに注目しています。

「西田式スピード指数・人気馬選定委員会」が選んだ危ない人気馬はキタサンブラック。上記でも押さえに、と書きましたが先行指数の高い天皇賞春好走組が凡走している近年の傾向から判断しました。ペースの速いレースでは高い上がり指数を出したことがないのもマイナス材料。このまま天気が崩れず馬場状態が回復していったらキタサンブラックにとっては厳しいレースになると思います。

　他レースの穴馬では函館11Rのゴースルー、東京8Rのエグゼビア、東京11Rのゴールデンナンバー、阪神8Rのトーアライジンが面白いと思います。