6日の毎日王冠で8着だったハッピーグリン(牡4=北海道・田中淳)がJRAに移籍することが分かった。栗東・長谷川浩大厩舎に13日入厩予定。転入初戦はアルゼンチン共和国杯(11月3日、東京)を予定している。
長谷川師は「若い厩舎に地方で活躍している馬を預けていただけるのは光栄。今まで携わってきた関係者の思いも感じながら一生懸命頑張りたい」と語った。
ハッピーグリンは2歳時からJRAに参戦。3歳時にはセントポーリア賞とSTV賞を勝ち、ジャパンCで7着に健闘。3走前の札幌日経オープンでも2着に食い込んだ。
会田裕一オーナーは「年内に出られる芝のレースがジャパンCと有馬記念しかなく、しかも現在のハッピーグリンの賞金ではフルゲートを割らないと出られない。その後も出られるレースが来年の中山記念までないので苦渋の決断となりました」と移籍の理由を説明。その上で、「ここまでの馬に育てていただいた田中淳厩舎の皆さまには感謝とともに申し訳ない気持ちでいっぱい。今後のためにもJRAは地方所属馬に門戸を広げてほしい」と希望を口にした。
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