今年の英愛チャンピオンSを制したアイルランドのマジカル(牝4、父ガリレオ)の引退が決まった。28日、管理するエイダン・オブライエン師が発表し、レーシングポスト電子版など欧米メディアが伝えている。
英チャンピオンSを快勝後は米国のBCフィリー&メアターフを目標に調整されていたが、熱発のため、米国には向かわずにこのまま引退することになった。
オブライエン師は「彼女は何度もエネイブルと接戦を演じ、今年に入ってからも成長を感じさせてくれました。2つのチャンピオンSを勝つことができたのは素晴らしいこと。愛チャンピオンSを勝利し、凱旋門賞を走り、英チャンピオンSを勝った。特別な牝馬です」とその走りをたたえている。
通算成績は21戦9勝。2、3歳時に6戦ずつ走り、昨年の英チャンピオンズフィリー&メアズSでG1初制覇。今年は9戦し、タタソールズゴールドC、愛チャンピオンS、英チャンピオンSでG1を3勝した。繁殖入り初年度の来年はノーネイネヴァーと交配することが発表されている。
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