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菜七子サウジ遠征 2月28日に招待レース

  • 2020年01月17日(金) 07時33分
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 世界女王の次なる戦場は石油大国・サウジアラビアだ。昨年、ウィメンジョッキーズワールドカップ(W杯=スウェーデン)で世界No・1女性騎手の座に輝いた藤田菜七子(22)が、2月28日にサウジアラビア(キング・アブドゥル・アズィズ競馬場)で行われる騎手招待レースに挑戦する。世界最高の賞金総額(約21億6000万円)となるサウジカップが行われる“バブリーな国”で、大和なでしこが力を見せつける。また、今週土曜メインの「第57回愛知杯」はカレンシリエージョに騎乗。自身2度目のJRA重賞制覇に挑む。

 2月28日に行われる騎手招待レースで、藤田菜七子が5カ国目(地域含む)の海外騎乗に挑む。今回のレースは今年から新設された世界最高の賞金総額を誇るサウジカップ(29日)の前日に開催される予定。主催者によれば男女7人ずつの計14人が参加し、4〜7Rの合計ポイントを競う。菜七子以外の日本人騎手も招待される見込みだ。

 昨年6月にスウェーデンで行われた「ウィメンジョッキーズW杯」で世界の女性騎手トップの座を射止めた菜七子。海外での騎乗は昨年8月に英国で行われた伝統の招待騎手レース「シャーガーC」以来となる。現在、小倉に滞在中の菜七子は「まだ詳しくは知らないのですが、これまでにさまざまな国で騎乗してきた経験を生かしたい」と意気込みを語った。

 見習騎手を卒業し、今週末から女性騎手減量のみの2キロ減(◇)となるが、この土日は小倉で計18鞍(土曜9鞍、日曜9鞍)の豊富なラインアップ。土曜メインの愛知杯は2戦連続のコンビとなるカレンシリエージョで挑む。前走・グレイトフルS(15着)はスムーズな先行策から直線で急失速。2500メートルは少し距離が長かった印象で、菜七子は「今回、距離が短くなるのはいいと思う。小倉の成績がいい(2戦2勝)みたいなのでコース適性の高さに期待したいです」と話していた。

 これで冬の小倉は3年連続での滞在。「もうこの環境にも慣れました。ご飯がおいしいし大好きな街です。今年は小倉開催が6週間と長いですが、ここでしっかりと結果を残せるように頑張りたい」と菜七子。予定通りならサウジアラビア渡航の前週まで小倉で騎乗。大好きな“冬コク”で勢いを付けて、再び世界の大舞台で輝く構えだ。

ネタ元のURL
https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2020/01/17/kiji/20200116s00004048430000c.html

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