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モンドシャルナがモロッコで種牡馬入り

  • 2020年03月11日(水) 20時35分
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元AKB48の小嶋陽菜が名付け親で、日本とフランスの清水裕夫厩舎で競走生活を送った日本産馬モンドシャルナ(牡9、父ネオユニヴァース)が現役を引退し、モロッコで種牡馬入りしたことがわかった。

北アフリカ(地中海に面し、ジブラルタル海峡を挟んだスペインの対岸)に位置するモロッコは、競馬の世界ではインターナショナル・カタロギング・スタンダーズで「パート3国」となっている国(※日本はパート1)。同馬は種牡馬として世界的に注目されている名馬ディープインパクトの半弟という血統が評価され、同国の大手牧場「ファル・スタッド(FAL STUD)」でけい養されることが決まった。関係者によると、種牡馬適性検査もクリアし、すでに現地へ到着している。

モンドシャルナはスピルバーグ、カジノドライヴ、ペルーサなどの山本英俊オーナーが所有。父ネオユニヴァース、母ウインドインハーヘア、半兄がディープインパクト、ブラックタイドという超良血であり、元AKB48の小嶋陽菜が名付け親となったことで、デビュー前から大きな注目を集めた。馬名は「世界の(仏)+猫(仏)+人名より」という意味を持つ。

日本では角居厩舎、中内田厩舎に所属し、通算35戦3勝の戦績。18年夏からはフランスで清水裕夫厩舎の管理馬となり、移籍7戦目でフランス初勝利を挙げた。昨年9月、ミカエル・ミシェル騎手とコンビを組んだG3メゾンラフィットC(4着)がラストランとなった。フランスでの成績は10戦1勝。日本とフランスを合わせた通算成績は45戦4勝だった。

大都市カサブランカなど風光明媚(めいび)で日本からの観光客も多いのモロッコ。競馬の3大始祖の1頭、ゴドルフィンアラビアン(推定1724年生まれ)には「モロッコ皇帝がフランスのルイ14世に献上した」(※JRAホームページより)という説があるように、古くから競馬とのかかわりが深い北アフリカの大地で、モンドシャルナが種牡馬生活をスタートさせた。
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https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=202003110000770&year=2020&month=3&day=11

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