UAE(アラブ首長国連邦)は現時時間14日夜、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、すべての国を対象に外交パスポートを除くすべての新規ビザの発給を17日から原則停止することを発表した。
今月28日にUAE・ドバイで開催予定のドバイワールドカップデー(メイダン競馬場)に向け、多くの日本の競馬関係者がドバイ入りを予定。影響が懸念されるが、レースを主催するドバイレーシングクラブの担当者は15日、スポーツ報知の取材に、「現状では、すでに日本から申請をしている騎手、調教師、関係者、メディアの方たちは来ていただくことが可能です」と回答した。ただ、「ドバイへの入国に関しては、空港でチェックインの際に検査をされ、ストップがかけられる可能性がある。日に日に状況が変化する中で、政府が今後どのような判断をしていくのかわからない」とも付け加えた。
ドバイワールドカップデーは無観客での開催がすでに決定し、開催に伴うイベントも中止となっている。ドバイ・ターフで連覇を狙うアーモンドアイの主戦、クリストフ・ルメール騎手(40)=栗東・フリー=が、20日からのJRAでの騎乗をキャンセルし、18日からの海外渡航届をJRAに提出するなど早めにドバイ入りする動きがみられていた。
日本からは地方馬1頭を含め計20頭が参戦予定。このうち、先月のサウジアラビアでのサウジカップデーに出走したクリソベリルなど4頭はメイダン競馬場に到着済み。JRAは4競走での海外馬券発売を発表している。
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