27日、元競走馬のたてがみを切った疑いで逮捕された女が被害を受けた牧場の社長に対し、事件と関係のないそぶりをしていたことがわかりました。

「ローズキングダムさんに会いに来ました。友情出演です」「（田中和世容疑者）

これは、埼玉県川口市の田中和世（たなか・かずよ）容疑者55歳が事件当日に撮影したとみられる動画です。
田中容疑者は去年9月13日、日高町庫富の牧場で競馬のＧ1レースを制した元競走馬のたてがみを切った疑いで27日逮捕されました。

「このあたりだった。（たてがみが）切られたのは」（ヴェルサイユファーム岩崎崇文社長）

被害を受けた牧場の社長は28日朝、ＨＢＣの取材に応じ、見学に来ていた田中容疑者とのその後のやりとりを明らかにしました。

「こんにちは、ニュース見ました。（中略）なんか大変なことになっててびっくりしました。」（田中容疑者からの連絡）

事件について驚いたそぶりだった田中容疑者。
先月29日にも牧場を訪れて馬を見学していったといいます。

「受け答えも普通で変なところはなかった。よく来れたなと思う」（岩崎社長）

警察は田中容疑者の認否を明らかにしていません。

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