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小桧山師 「(志村さんは)有り難い馬主」

  • 2020年04月03日(金) 22時15分
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ダービー卿CTにトーラスジェミニを送り出す小桧山悟調教師(66)=美浦。人との縁を大切にするトレーナーは、9年2カ月ぶりの重賞Vを狙っている。

 厩舎を開業して25年。常に競馬を楽しむ姿勢を貫く小桧山調教師に、3月になってからショックな出来事が相次いだ。家族同然の付き合いだったフリーライターのかなざわいっせい氏と、コメディアン志村けんさんの死去だ。

 志村さんは若かりし日に、のちに日高町・碧雲牧場の経営者となる長谷川敏氏と都内で一緒に食事をして意気投合。牧場に出資すると申し出たが「馬主になって馬を買ってくれ」と勧められて馬主になった(名義は本名の志村康徳)経緯がある。その後、長谷川氏が旧知の小桧山師を紹介し、ダイジョブダアなど9頭が小桧山厩舎に預託された。

 「あれほどの人だと普通はマネジャーとか間に入る人がいるけど、馬のことは直接やり取りをさせてもらっていた。勝てなくても全てを任せてくれて、本当にありがたい馬主さんでした。亡くなったのは残念」と肩を落とす。

偶然が生み出す人との縁を大事にするのが小桧山師の流儀。「縁だけでここまでやってきた」と言うほどだ。4日のGIIIダービー卿CTに出走するトーラスジェミニの鞍上も「あいつはうちと相性がいいから」という縁?で、木幡育騎手に任せた。昨年以降、タッグでの3勝は8、13、9番人気と魅力十分だ。

 昇級初戦、中1週での重賞挑戦。ハードルは高いが「うちのような中小企業(厩舎)でも大企業に勝つ可能性はゼロじゃない。状態はいいから、いい枠が当たってくれれば」と、2011年の東京新聞杯(スマイルジャック)以来の重賞Vを期待する。
ネタ元のURL
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200403-00000552-sanspo-horse

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