岐阜県地方競馬組合が、運営する笠松競馬場(羽島郡笠松町)の地権者2人に借地料減額を求めた訴訟は20日までに、上限額を坪単価5千円に設定することなどを条件に岐阜地裁(鳥居俊一裁判長)で和解が成立した。19日付。
訴状などによると、従来の借地料は馬券の販売実績に連動して算出していたが、近年インターネットによる馬券の売り上げが好調で借地料が上昇し、経営を圧迫。組合は2018年に1坪当たりの上限額を5千円にすることで地権者に同意を求めたが、2人は応じていなかった。民事調停も不成立となったため提訴していた。
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