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ディープが旅立って1年…武豊 思い語った

  • 2020年07月30日(木) 06時53分
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 日本競馬史上に残る名馬、ディープインパクトが昨年7月30日に天国へ旅立って1年。主戦の武豊騎手(51)がその影響力がまだまだ広がるディープへ今の思いを語った。

 ディープインパクトの全14戦の手綱を執った武豊が社台スタリオンSに駆けつけ、主なき馬房の前で別れを惜しんだのはちょうど1年前のこと。

 主戦が改めて寂しさを感じたのは、今月13、14日に行われたセレクトセールだったという。「当歳馬がいなかったから、そこで(死んだという)実感が少しありましたよね」。1歳セールでは続々と高値でディープの子が競り落とされたが、今年生まれた当歳のセールに産駒の上場はなかった。

 死んでもなおディープが競馬界に与える影響は大きい。「いなくても、すごい馬ですよね。まだ2世代いるので、いい馬に乗って、ディープを超えるような馬が出れば。残された馬もたくさんいるので、その馬たちが活躍して、さらに名声を高めてほしい」。

 武豊の胸の中には、ずっと偉大なる相棒への強い思いが残っている。


 【ディープインパクトの没後1年】

 ▼19年7月30日 けい養先の社台スタリオンステーションでこの日の早朝に頸椎(けいつい)の骨折が判明して、安楽死の処置を取られた。17歳。

 ▼同8月3日 この土日の各競馬場のメインレースは「ディープインパクト追悼競走」として実施された。

 ▼同9月1日 8月3日からJRAが全国の競馬場などで受け付けた献花が1834件、記帳数が3万9243件と発表される。

 ▼同21日 JRAが「報知杯弥生賞ディープインパクト記念」と改称することを発表。その功績をたたえて、サラブレッドの名を重賞競走名に採用したのは「シンザン記念」以来53年ぶり。

 ▼20年2月22日 小倉5Rでムーンショットが1着となり、産駒のJRA通算2100勝。9年8か月3日での達成は、サンデーサイレンスを上回る最速記録。

 ▼同3月8日 報知杯弥生賞ディープインパクト記念を産駒のサトノフラッグが制覇。主戦だった武豊が“第1回”を制した。

 ▼同5月31日 産駒のコントレイルが日本ダービーを制して、無敗の2冠達成。無敗のダービー馬、2冠制覇は、父以来15年ぶり

 ▼同7月5日 阪神10R・西脇特別でラインベックが1着となり、産駒が史上最速のJRA通算2200勝達成。
ネタ元のURL
https://hochi.news/articles/20200729-OHT1T50225.html

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