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JRA日高育成牧場が浦河病院に医療機寄贈

  • 2020年07月30日(木) 20時43分
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 7月29日、浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場は、浦河町東町の日本赤十字社浦河赤十字病院に医療機器を贈呈した。

 JRA日高育成牧場では、JRAブリーズアップセールの売上げの一部を拠出して、新型コロナ感染症対応の検温システム1台、人工呼吸器装着前の治療で呼吸改善を可能にするネーザルハイフローシステム2台、ビデオ喉頭鏡1台、新型コロナ感染症患者に使用する村中HEINE喉頭鏡4台のほか、救急外来時の省力昇降式ストレッチャー1台、整形外科患者へのアイシングシステム1台、リクライニング車椅子3台、パワーツール1台、腹腔鏡PO機器のラパロ鉗子一式と、合計15の医療機器を贈った。15の医療機器の総額は500万円に相当するという。

 病院の応接室で行われた寄贈式には、日高育成牧場の高嶋場長、内藤裕司副場長、青山史人総務課長が出席した。

 高嶋場長は「私達が育てた馬は毎年4月にJRAブリーズアップセールで販売しています。今年は新型コロナウイルスの影響で、従来のようなセリ形式で行うことはできなかったのですが、メール入札で皆様のご理解とご協力を持ちまして無事に終了しました。
 この半年にわたる感染拡大の中で安心して生活していくためには、地域の医療がいかに大切かということを改めて実感しています。ここ日高では浦河赤十字病院様が地域医療の中核になっており、私達の見えないところでのご苦労、ご尽力されていると敬意を表する次第です。今日はJRAの社会貢献、感染症対策の一環として、ブリーズアップセールの売上一部をもとに、医療機器を寄贈させていただきます。微力ではありますが、地域医療のお役に立てればうれしく思います」と目録を贈呈。

 大柏院長は「JRA日高育成牧場様には、検温システム等、多額のご寄付をいただき、大変ありがとうございます。日高の地域では、現在は新型コロナウイルス感染症が落ち着いてはおりますが、これまでも陽性、疑似症例を含めまして、当院で複数名、感染管理をいたしました。ご寄付いただいた医療機器は、有効に活用させていただきたく思います。この度の善意に対しまして、心よりお礼申し上げます。我々職員一同も、今後の新型コロナウイルスへの対応、また、当地での地域医療を守っていくこと、一生懸命、全力で取り組んでいきたいと思います。今後ともご支援、ご指導、よろしくお願い申し上げます」と謝辞した。
ネタ元のURL
https://uma-furusato.com/news/detail/_id_103004

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