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コントレイルの日常は省エネ&ヘルシー

  • 2020年09月23日(水) 11時21分
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朝寝は早寝、食事はヘルシー!? 日曜中京メインの菊花賞トライアル・神戸新聞杯(G2、芝2200メートル、27日、3着まで優先出走権)で2冠馬コントレイル(牡、矢作)が秋初戦を迎える。無敗の3冠に挑む注目馬の実態に迫るべく2年目記者マイク(藤本真育)が潜入密着。レースや調教ではなく“プライベート”から強さの秘密を探った。

中京でローズSが行われる20日(日)早朝。コントレイルは午前4時過ぎに坂路で追い切った。7時ごろに厩舎へ行くと、すでに眠りについていた。担当の金羅助手は「カイバを食べてから寝ましたね。他の馬と比べて寝るのは早いかもしれません」と教えてくれた。追い切りで使った体をいち早く休ませていた。

起きている時でも、馬房では比較的おだやかに映る。「基本、落ち着いています。長距離輸送ばかりでしたけど、問題ありませんでしたからね。しかし、休み明けなんかはやんちゃでうるさい。ただ、無駄なことはしないんですよ」。“省エネ”で過ごす時間が長いようだ。

460キロと馬体は決して大きくない。「カイバをたくさん食べるタイプではないですね」。人間のアスリートと同様に馬もカイバにサプリメントなどを混ぜるケースがあるが、コントレイルの“お好み”ではないよう。「あまり(サプリなどを)食べないので、(カイバの)内容はシンプルに。すったにんじんは好んで食べてくれています」。素材の味を楽しむヘルシー派グルメといったところか。

朝の就寝が早いのは、独自の“生活スタイル”も影響しているのかもしれない。陣営では「とにかく無事に」と念を入れ、脚もとを考慮して調教メニューは坂路中心。しかも、馬が多い時間帯を避けているという。いい意味でのマイペース調整が身に染みつき、調教ではデビュー前から“怪物級”の走りをしていた。

「追い切りで速いところをやると、普通の馬は体が起きますが、前の厩舎(佐藤正厩舎)でG1を勝たせてもらったサウンドスカイは沈み込むようなフォームでした。コントレイルもデビュー前の最終追い切りでその感じがしたんです」

おとなしめのプライベートから、スイッチが入ったような切り替わり。秋初戦でも、めりはりの利いた動きを発揮しそうだ。【藤本真育】

コントレイルがあくびをする写真は記事をご確認頂きたい。
ネタ元のURL
https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=202009230000105&year=2020&month=9&day=23

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