近年、競馬をはじめとした公営ギャンブルにおいて、AI予測が猛威を振るっている。netkeibaの「ウマい馬券」においても、複数のAI予想家が、中央、地方の予測を提供している。
ギャンブルAIのベースにあるのは、機械学習と呼ばれる高度なデータ解析手法である。過去のデータから、人間には気づくことができない馬、騎手、コース、レースの「パターン」を発見し、最も確率の高い予測結果を算出する。現在のギャンブルAIでは、単に1着の馬などを予測するだけでなく、オッズを仮想的に算出し、利益を最大化する機能なども搭載されている。
また、機械学習の成否を司るのはデータである。ギャンブルAIに取り組んでいる複数のプロジェクトでは、中央競馬の過去映像を10数年ぶんに渡って解析し、独自のデータとして使用している。
このようなギャンブルAI開発の取り組みは、ビジネスや研究分野からも注目され、本年11月に開催された「データサイエンティスト協会」のシンポジウムで、ウマい馬券で「回収型人工知能」「的中型人工知能」などを公開している、株式会社AlphaImpactのメンバーらが講演を行った。
今回、シンポジウムで語り切れなかったことや、登壇者以外のAI開発者も交えた「延長戦」として、YouTube Liveで公営ギャンブルAI開発者の座談会が開催される。シンポジウムに登壇したAlphaImpact社メンバーおよび競艇AI「みずのはめ」・南関東地方競馬チャンネルAI予想の開発者に加え、競馬AI「松風」開発者など、ギャンブルAI界の第一線で活躍する異端のギャンブラー達が参加予定。AIの裏にある高度な技術が、初めて明かされる。
詳細は、AlphaImpact社のホームページ (下部「ネタ元のURL」参照) で。質問も受け付けている。
- ネタ元のURL
- https://alphaimpact.jp/2020/11/11/youtube-live-gamble-data-science/