JRAの武豊騎手(51)=栗東・フリー=が22日までにオフィシャルサイトを更新。かつてのお手馬で17日に23歳で死んだクロフネ(牡)についての思いをつづった。
武は「いまも印象に強く残る素晴らしい乗り味の馬で、『クロフネ』という名で外国の馬を負かしに行きたかったと、引退のときに悔やんだことを思い出します」と、ジャパンカップダート(G1)で7馬身差の圧勝を収めながら、世界進出を目前に故障で引退したことを残念がった。
また「種牡馬になってからも、何度かスタリオンに会いに行きました。ちょうどディープインパクトと放牧地が隣り合わせで、寄ってきてくれるのはいつもクロフネ。人懐こさも魅力でしたね。」と懐かしみつつ、冥福を祈った。
武は、クロフネに初騎乗だった2001年のNHKマイルC(G1)で優勝。続く日本ダービー(G1)では5着になったものの、秋2戦目の東京中日スポーツ杯武蔵野S(G3)で再びコンビを組むと9馬身差の圧勝。続くジャパンカップダートも制し、コンビとしてはG12勝を含む4戦3勝という好相性ぶりを見せていた。
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