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36歳馬大往生、ルネサンス棚倉アレックス

  • 2021年02月26日(金) 21時40分
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 棚倉町のスポーツリゾート施設「ルネサンス棚倉」の乗馬クラブで、乗馬用の馬として活躍したサラブレッド「アレックス」が12日、36歳で老衰のため死んだ。

 サラブレッドの平均寿命が約25歳の中、人間なら約150歳に相当する大往生だった。

 アレックスは1984(昭和59)年、青森県で生まれ、競走馬「ムーンファルコン」として中央競馬などで活動した。

 引退後は90年からルネサンス棚倉の乗馬クラブの乗馬用の馬として活躍。昨年10月に乗馬クラブが営業を終了するまでの約30年間、多くの来場者を楽しませた。

 アレックスの世話をしていた元乗馬担当職員の青木大介さん(48)は「ここまで生きたのは奇跡に近い。長い間、お疲れさまと言いたい」と悼んだ。

 ルネサンス棚倉では、アレックスの厩舎(きゅうしゃ)に献花台を設け、アレックスへのメッセージを書く色紙なども置いた。
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