馬のひづめにつける「てい鉄」作りの技術を競う大会が、日高の浦河町で開かれています。
「北海道日高装蹄師会」が浦河町で開いた大会には、日高地方などで競走馬のてい鉄作りに携わる20代から40代の6人の装てい師が出場しました。
競技では、制限時間の25分で、あらかじめ決められた形のてい鉄2つを作り、正確さと手際の良さが求められます。装てい師たちは、30センチほどの鉄の棒を炎で熱した後、真っ赤になった鉄をハンマーでたたいてアルファベットのU字型に曲げ、釘を通す穴を開けててい鉄を完成させました。
成績が上位の装てい師は、10月に栃木県で開かれる全国大会に出場するということです。
浦河町の装てい師の大東正史さんは「練習通りとはいかなかったが、しっかり満足できるてい鉄ができた。今後は弟子の指導もしながらてい鉄を作り続けていきたい」と話していました。
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