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笠松レースなくても「ウマ娘」聖地巡礼の旅

  • 2021年04月11日(日) 17時03分
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 インターネット関連では、スマホゲーム「ウマ娘プリティーダービー」が爆発的ヒット。オグリキャップを主人公に笠松競馬場を舞台にした漫画「ウマ娘シンデレラグレイ」の単行本は2巻まで発売され、品切れ続出。往年の名馬たちの縫いぐるみも再ブレークするなど新たな競馬ブームが到来した。

 不祥事が続いた笠松競馬だが、このチャンスに乗り遅れたくない。ファンからは熱いメッセージも届いた。 
 
 「オグリキャップ記念は、唯一コースを2周するレースなので絶対に見たい。オグリキャップの名前の入ったレースの紙馬券を買えるようになったらうれしいです。ウマ娘の聖地巡礼で笠松に来てくれる方もいるから、ぜひレースを見ていただきたい」

 笠松競馬場への聖地巡礼は、レース自粛中も既に始まっていた。オグリ像がある競馬場を一目見ようとうろうろ。豊橋から来たという女性は「巡礼しています。桜がきれい」と正門前で写真を撮っていた。(競馬場の横を走る名鉄電車の)「撮り鉄さん」が集まる笠松カーブも見たかったそうだ。馬券を買ったことはないが「ウマ娘が入り口になって、競馬場に興味を持った」という若者も多いという。

 女性ファンは「場内にウマ娘の記念撮影ボードを置くとか、正門や清流ビジョンにもボードを掲げてはどうか。競馬女子向けには、インスタ映えするスポットとして、オグリ像近くをもっときれいに」と提案。男性ファンからも「聖地巡礼で笠松に来てくれるのだから、その流れをプラスににして、競馬場が良い方向にいくといいですね」とエールを送っていた。

 8年連続で黒字を確保した笠松競馬だが、「いつまた風向きが変わって、逆風が吹き始めるかもしれない」との思いが常にあった。今回の事件で、うれしくない予感が的中してしまった。不祥事は出尽くした感もあるが、また何かやらかすかも。今後の行方をレース展開でいえば、当分は「波乱含み」でなく、「平穏」であってほしいものだ。

 1月には「ウマ娘シンデレラグレイ1巻発売」の協賛レースが中止になったが、仕切り直しの一戦を期待。管理者である笠松町長も願っていたコラボイベントを開催できれば、若者にも多く来場してもらえる。「地方競馬が盛り上がってきたのに」というウマ娘さんたちの力も借りて、今年のオグリキャップ記念が開催できるといい。
ネタ元のURL
https://www.gifu-np.co.jp/tokusyu/play/keiba/210410-60503_6.html

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