新型コロナウイルス禍の中、地方競馬の売り上げが好調だ。無観客や入場制限を設けての開催が多かったが、インターネットで馬券を購入できるため、「巣ごもり生活」を送る競馬ファンによる在宅投票が大幅増。
兵庫県競馬組合では2020年度、園田、姫路の両競馬場の合計が過去3番目の売得金を記録し、16年ぶりに構成自治体への分配を再開した。
同組合は20年度、新型コロナの感染拡大防止策として、園田競馬場(尼崎市)でレースを行った126日間のうち77日間を無観客としたが、売り上げから出走取り消しなどによる返還金を除いた売得金は、姫路競馬場(姫路市)との合計で1125億2800万円を記録。インターネットでの売り上げは9割を超えた。
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