活躍を願って送り出します。
2歳馬をセリにかけるJRAブリーズアップセールが今月下旬に千葉県で開かれるのを前に、上場が予定されている育成馬のお祓いがJRA宮崎育成牧場で行われました。
宮崎県宮崎市のJRA宮崎育成牧場。
ここでは牡馬11頭、牝馬11頭のあわせて22頭の育成馬が競走馬になるためにトレーニングを積んでいます。
約8カ月かけて調教された育成馬は毎年この時期に行われる「JRAブリーズアップセール」に上場されます。
ブリーズアップセールの対象は2歳の育成馬で、走る速さだけでなく人と馬が信頼関係を築きしつけが行き届いているかが大きなポイントとなります。
(秦キャスター)
「宮崎でのびのびと育った育成馬。ブリーズアップセールに向け今月19日に宮崎を旅立ちます。」
今年は今月27日に千葉県の中山競馬場でブリーズアップセールが開催されます。
出発を前に今日は宮崎神宮神職によるお祓いが行われ、22頭を代表して牝馬の「レッドティムール」がお祓いを受けました。
このあと職員が順番に玉串を捧げ今後の活躍と安全を祈願しました。
(JRA宮崎育成牧場 酒井哲志業務課長)
「出発の日を迎えられたことをうれしく思っている。ようやく競走馬としての生活が始まるので競走馬として無事にデビューを迎えてほしいなという思い」
22頭はセール前日の公開調教に向けて仕上げられ、馬主に買い取られたあとは6月のデビューを目指します。
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