今年の１月下旬に富山で大雪の中に埋もれたまま放置されていたレイズアスピリット号は、ピース・アニマルズ・ホームさんの動きによって、富山県庁、高岡厚生センター、家畜保健所、警察署の方々、救出の際に作業協力しずっと見守ってくださった方々、瀕死の状態を諦めず常に最善を尽くしてくださった獣医さん、救出後瀕死のレイズアスピリットを受け入れてくださった富山県馬術連盟さんやいろんな方々の協力と支援に寄り、救われました。
現役馬だったので馬主からも「馬の健康手帳」を受け取り正式にピース・アニマルズ・ホームさんへ譲渡されました。
虐待とも言えたレイズアスピリット号の件は色んな点で氷山の一角なのかもしれません…

助け出された時にはガリガリに痩せこけ皮膚はボロボロ、蹄叉腐乱、クレーンで吊り上げなければ立ち上がれないような状態で、雪の中から救出したものの一時は最悪のことも考えられましたがその後、奇跡的な回復を見せ、半年経った今ではすっかり元通りの元気な姿になり獣医さんのお墨付きをもらって６月27日に新潟の松原ステーブルへ移動します。

松原ステーブルと言えば、騎手から調教師なられ、その後引退馬の養老牧場を開いた松原さんとホシオー号のことが有名ですが、今では規模も大きくなり、そこには仲間もおり、これからレイズアスピリット号は幸せな日々をここで送れることでしょう。
その為には末永く微力ながらでも沢山の方々の支援が必要となります。

レイズアスピリット号は名前の通り、精神、気力、根性を高める能力を持ったお馬さん。
今後、彼が元気で幸せな日々を送り長生きしてくれることを心から願います。
そして彼を支え続けていくことを我々は忘れてはいけないと思います。

ピース・アニマルズ・ホームさんのインスタグラムに詳細が投稿されていますのでご一読願います。

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