世界最高峰の競馬レースの一つ、凱旋門賞で知られるフランス競馬。その騎手を養成する競馬学校に愛知県一宮市の若者が合格した。今夏に渡仏し、夢への一歩を踏み出す。
今年、愛知県立安城農林高校を卒業したパントゥラ晃政さん(18)。在学中にフランスに留学し、滞在中の昨年2月、パリ郊外にある競馬学校の入学試験に挑戦した。
ほかの10人ほどの受験生は、ほとんどがフランス人。選択式回答の数学とフランス語はパソコンで日本語に翻訳することが許された。長距離走などの体力テストはトップ級で突破できたという。
「日本やアジアから入学するのは、君が初めてだよ」。面接担当者にそう言われた。本来ならその年の9月が入学時期だが、受験当時はまだ高2。「日本に戻って卒業したい」と掛け合い、入学を1年延期してもらった。
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