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道営新人の井上騎手が史上初デビュー日3勝

  • 2013年04月25日(木) 19時04分
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 平成25年度のホッカイドウ競馬が開幕しました。オープニングレースとなった第1Rでは、ハンミョウ号に騎乗した新人の井上幹太(イノウエカンタ・原孝明厩舎所属)騎手が初騎乗で初勝利を飾りました。ホッカイドウ競馬デビュー騎手では、兄弟子となる坂下秀樹騎手(原孝明厩舎所属)が、1986年(昭和61年)10月1日に達成して以来、27年ぶりのこと。

 井上幹太騎手は初勝利後、第4Rマキハタテフロン、第5Rキタノダイフク号で続けて勝利し、4鞍騎乗で3勝を挙げる活躍。記録的なデビュー日となりました。

 地方競馬の1974年以降の記録では、デビュー日に新人騎手が3勝を挙げることは、史上初の快挙です。

 同じくこの日がデビューとなった石川倭(イシカワヤマト・米川昇厩舎所属)騎手は4Rがデビュー戦となりました。惜しくも初騎乗初勝利とはなりませんでしたが、カイオ号で3着。続く5Rではダイヤピアス号で2着。1着馬に騎乗した井上幹太騎手のキタノダイフク号との直線の追い比べは新人らしからぬものでした。今日は2鞍の騎乗でしたが、石川倭騎手の初勝利は時間の問題でしょう。

 福山競馬から移籍してきた松井伸也(マツイシンヤ・斉藤正弘厩舎)も移籍緒戦の3Rで2着に来ると、第7Rでサクラテイオー号に騎乗し移籍後初勝利を達成。この松井騎手もデビューの福山競馬場で初騎乗初勝利を達成しているだけに、レベルが高いですね。

 昨年はNAR2012最優秀新人騎手に輝いた阿部龍騎手がホッカイドウ競馬を盛り上げましたが、今年はそれ以上に新人、若手騎手の活躍が期待できそうです。楽しみな一年になりそうですね。


【補足】
井上幹太騎手の快挙は、道営の名調教師である原孝明厩舎所属という、恵まれた環境も一因でしょう。騎乗した4鞍はすべて自厩舎の所属馬ですしね。3kg減の減量特典が活かせるレースでもありました。とはいえ、デビュー初日に3勝という芸当ができるのは、「もっている」騎手なのかもしれません。「競馬界を背負う存在に」というのはさすがに気が早すぎですが、スタートダッシュの勢いそのままに成長していってほしいですね。
ネタ元のURL
http://ameblo.jp/booklog-hokkaido-tushima/entry-11518042220.html

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