先週の阪神競馬で珍事が起きた。土曜日の１０レースでウォーターセレネに騎乗する予定だった原田騎手が、体重の調整ができず熱中症を発症し、騎手変更となった。ウォーターセレネのハンデは５０キロ。原田騎手は、今の体重では乗れないと考え、サウナで過剰に体重を落とそうとして、熱中症になったようだ。これにより、原田騎手は２日間の騎乗停止となった。

「原田って、まだ１年目の新人だからね。それで５０キロのハンデの馬に乗れないでどうするんだ？　減量騎手は、軽い斤量でレースに出せるからプラスなわけで、４９キロの馬にも乗れなければならない。５０キロで駄目だと、依頼が来ないんじゃないの。年齢を食うと更に減量は厳しくなるのに、１０代からこれじゃあ、先がきついわ。

それに比べ武幸四郎は、あの身長（１７５センチ）で４９キロ（マーメイドS、マイファーストラブ）の馬に乗っていたからね。原田の件があったから、幸四郎のほうは偉いなんて変な話になっていたよ」　

　とは栗東のTM。また別の記者からは、こんな話も。

「原田は前にも、体重がギリギリで大変なことがあったみたいだね。でも本人はまだ子供なのか、どうも深く考えていないみたい。５０キロで乗ることが分かっているのに、同週の水曜日に普通に飯を食べていたなんて話もあるし。減量を考えたら、普通の騎手は水曜日あたりは、もう気にして飯なんてロクに食えないよ。他にも、鞍を忘れたとか、いろいろと問題はあるみたい」

外国人騎手と地方出身騎手の台頭と、エージェント制により、格差が広がる騎手事情。若手騎手にも厳しい現実ある。そんな状況で、この体たらく。この先が思いやられる。

結構厳しい内容の記事ですが、大学卒業の社会人一年生とあまり変わりないと思うよ。ただ勝負の世界なので、プロ意識過剰なぐらいでないと厳しいやろうね。

ネタ元のURL

http://www.iuma.jp/pc/detail_15063.html