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Viva Patacaが引退

  • 2011年06月09日(木) 17時50分
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近年香港競馬の中長距離路線を支えてきた1頭であるViva Patacaの引退がムーア師より発表された。05/06シーズンから英国から香港へ移籍し、このシーズンの香港ダービーと香港チャンピオンズ&チャターCの国内G1で2勝すると一躍中長距離路線の有力馬となった。翌06/07シーズンの香G1クイーンエリザベス2世Cでは、この年のドバイ国際競走を制覇したVengeance of Rainとアドマイヤムーンの2頭を破り国際G1制覇を達成、続く香港チャンピオンズ&チャターCでもVengeance of Rainに圧勝して中長距離路線のNo.1となった。

その後もこの路線の大将格として君臨し、地元開催の国際G1では2・3着と惜敗が続いていたが国内G1を3勝して08/09シーズンには念願の年度代表馬にも選出されたが、7歳となった09/10シーズンになると年齢的な衰えも出始め、このシーズン唯一の勝利がこのレース2勝目となる香G1クイーンエリザベス2世Cで9頭中7番人気と低評価での制覇だった。結局これが最後の勝利となり香港移籍後は44戦13勝2着5回3着10回(G1・8勝)という成績を残した。

ムーア師はこれまで管理してきた馬の中で最高の馬でありビッグレースの勝ち方を厩舎に教えてくれ、欧州出身である同馬が活躍する事によりその後欧州からデビュー済み馬を購入する際のアプローチもし易くなり今日のムーア厩舎の活躍の基盤を作ってくれた馬と感謝しており、その一方で年齢的な衰えで惨敗が続く姿を見るのは辛かったとも述べている。

引退後については、現在牧場からの返答待ちだが豪州のマスコーカファームで余生を送る見込み。
ネタ元のURL
http://racing.scmp.com/freeservice/news/news20110609a.asp

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