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エリザベス女王所有のG1馬から禁止薬物検出

  • 2014年07月23日(水) 12時31分
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エリザベス女王の所有馬・エスティメイトから禁止薬物のモルヒネの陽性反応が検出されたと、昨夜バッキンガム宮殿から発表された。

マイケル・スタウト調教師が管理する牝馬は先月のロイヤルアスコット開催のゴールドカップで2着になった後に行われた検査で陽性反応が検出された。

この衝撃的な発表は、先週5頭の競走馬からモルヒネが検出されたニュースに続くものである。これらの原因はモルヒネに汚染された飼料が原因であると考えられている。

現在のところ、モルヒネは意図的に投与されたものではないとされるが、女王の所有馬から禁止薬物が検出されたというニュースは世界をかけめぐることになるかもしれない。

エリザベス女王は60年以上競馬に携わり、1600勝以上を挙げた、世界的に有名なオーナーブリーダーである。

今回の件によるイギリス競馬機関(BHA)からの制裁はゴールドカップ2着から失格への着順変更、獲得賞金80625ポンド(約1400万円)の没収となる。意図しない薬物検出であるため、スタウト師への制裁は行われない見通しだ。

(後略)


■ジョン・ウォーレン(エリザベス女王の競馬顧問)
7月17日にBHAが最近のレース後のサンプルからモルヒネが検出されたことを発表した。5頭の対象馬はさまざまな調教師からのケアの結果影響を受けた。女王陛下が所有し、スタウト師が手がける5歳牝馬のエスティメイトがそのうちの1頭であったことを認める。これはモルヒネの陽性反応が検出された飼料に起因するものである。

スタウト師は彼の厩舎に配送された飼料がいかにして汚染されたかを調べるため、関係する企業と緊密に連絡をとっている。この問題を調査しているBHAに対し、スタウト師は全面的に協力している。BHAが調査結果を発表するまで、これ以上のコメントは差し控える。女王陛下にはこの件をお知らせしている。


(RACING POST.com 7月22日)


【補足】
エスティメイトは昨年のアスコットゴールドカップ勝ち馬で今年も同レースで2着に入った名ステイヤーです。モルヒネの検出は一週間前からニュースになっていましたが、エリザベス女王の持ち馬から検出されたというのは騒動に拍車をかけるかもしれません。

スタウト師のほかにも今年の愛1000ギニーを勝った若手調教師の管理馬からも検出されていて、著名な人物が複数巻き込まれた今回の騒動の行方が注目されます。
ネタ元のURL
http://www.racingpost.com/news/horse-racing/queens-estimate-tests-positive-for-morphine/1693357/

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