5日に仏GI凱旋門賞を連覇したトレヴの半兄、種牡馬トレヴィミクス(牡8=父リナミックス)が、何者かに連れ去られ消息不明になった騒動の続報がフランスのウェブサイトに掲載された。
これによると、同馬の繋養先・オリオン牧場を経営するブルトー夫妻は離婚を控えており、両者の間でトレヴィミクスの所有権争いが発生。妻デボラが馬と一緒に牧場を出て、夫エリックは自分の馬だと主張して事態が明るみに出たというのが真相のようだ。
当然のように言い分は食い違っており、事の行方は不透明だが、1983年に起こった英ダービー優勝の種牡馬シャーガー誘拐事件(身代金要求があり、馬は行方不明のまま)とは性質の違う騒動であることは間違いない。
(東スポWeb 10月23日)
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