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【佐賀】金沢から20頭、1〜3月参戦

  • 2014年11月20日(木) 21時43分
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 九州唯一の地方競馬「佐賀競馬」(鳥栖市)の来年1〜3月のレースに、降雪で冬季休業を余儀なくされる金沢競馬(石川県)の20頭が初参戦する。競走馬が招待や交流で他競馬のレースに加わることは多いが、長期間にわたって集団参戦するのは珍しい。千キロ近く離れた地方競馬の連携事業として注目を集めそうだ。

 県競馬組合によると、金沢から競走馬とともに騎手、調教師、厩務(きゅうむ)員も10人前後帯同。競馬場に隣接する空き厩舎などを利用する。

 連携事業は佐賀から持ち掛けた。1991年のピーク時前後には厩舎の収容能力750頭を上回る競走馬がいたが、人気低迷期に数を減らし、現在519頭。馬は出走後、約2週間休ませる必要があり、開催日が近接するときは通常11レースを10レースに減らしたり、出走頭数を午前中のレースなどで6、7頭まで絞り込むこともあるという。

 馬が増えることでレースが組みやすくなる一方、金沢側には賞金獲得など収入増のメリットがあるという。馬の輸送料500万円は佐賀競馬が負担する。

 佐賀競馬は2013年度決算で2億1900万円の黒字を計上するなど、好調なインターネット販売に支えられて売り上げを伸ばしており、県競馬組合は「攻めの経営でレースの魅力アップにつなげたい」と話している。

(11月20日付け 佐賀新聞)

<補足>
 地方競馬IPAT効果を存分に受けて今年度も売上は堅調、昨年度末時点で7600万円残されている累積赤字も一気に解消されそうな雰囲気さえある佐賀競馬ですが、一朝一夕に解消されないのが馬資源の不足。下級条件を中心に、毎週のようにレースに出てくるお馬を良く見かけると思いますが、彼らや彼女らに頑張ってもらわないことには、開催が成立しないという哀しい現実…多くの地方競馬が抱えている、悩ましい問題です。
(だから、アングロアラブは残しておくべきだったんだよ…)
 それにしても今回、騎手交流レースで繋がりの深い岩手(荒尾で滞在遠征の経験あり)ではなく、あまり佐賀と接点のない金沢にオファーというのも、何とも不思議な感じ。あちらはあちらで、遠征先のメインは名古屋・笠松のはずなんですけどねえ。
ネタ元のURL
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/127349

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