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前オーナー夫人、遺影手に記念撮影

  • 2014年12月09日(火) 20時44分
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 第15回チャンピオンズC・G1(7日、中京・ダート1800メートル)は、直線で好位から抜け出した2番人気のホッコータルマエ(幸)が、1分51秒0のタイムでダートG1・6勝目を、JRA・G1初制覇で飾った。2着は8番人気のナムラビクター、3着には3番人気のローマンレジェンドが入り、1番人気のコパノリッキーは12着だった。

 2年ぶんの思いが詰まっていた。レース後の記念撮影。一人の女性が遺影を手にしていた。「主人も喜んでいると思います」と、ホッとした表情を浮かべたのは矢部スエさん(75)。昨年のJCダートの週の11月27日に亡くなり、ホッコータルマエを最初に所有していた矢部幸一オーナーの夫人だ。

 弔い合戦だった昨年は3着。白星を捧げることはできなかっただけに、喜びはひとしおだ。「それが一番。墓前に報告へ行きたいと思っています」と西浦調教師が笑顔を見せた。

 「ホッコー」の冠名では中央G1初制覇になる。「親父にいい報告ができます」と現在のオーナーで、息子の道晃さん(46)。父の思いを胸に、愛馬の走りを見守っていく。
ネタ元のURL
http://www.hochi.co.jp/horserace/20141208-OHT1T50037.html

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