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神奈川県産馬が川崎の新馬戦でデビュー勝ち

  • 2014年12月19日(金) 19時55分
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 サラブレッドでは珍しい神奈川県の生産馬が、川崎競馬で新馬勝ちを演じた。

 19日の川崎2Rスパーキングデビュー(ダート1400メートル)に2番人気で出走したフライトファルコン(川崎・武井榮一厩舎、牡2歳、父マヤノトップガン、母アマートダイアナ)は、好位追走から抜け出して2馬身差で快勝。同馬は神奈川県相模原市中央区にあるトリストレーニングファームの生産馬で、珍しい神奈川産馬による新馬勝ちとなった。

 同馬を勝利に導いた田中涼騎手(21)=川崎・武井厩舎=も、同じく神奈川県相模原市の出身。騎手になる前はトリストレーニングファームが経営する乗馬クラブで技術を磨いていた経緯がある。「自分が乗馬をやっていたところの生産馬なのでデビュー前から楽しみにしていました。最初に見たときより身体も大きくなって成長を感じていたし、楽しみにしていたんです。素直で反応が良くて乗りやすいんですが、きょうは抜け出してからはフワフワしていました。まだ余裕があったのかもしれませんし、距離が延びても良さそう。今後が楽しみです」と縁のある相模原産馬での勝利に笑顔を見せていた。

 フライトファルコンの姉ヴァンクルサンタ(船橋・川島正一厩舎、牝6歳、父チアズブライトリー)もやはり同牧場の生産馬で、現在はC3クラスに在籍。41戦7勝の戦績を残しているが、デビューは3歳11月と遅かった。フライトファルコンによる2歳秋の新馬勝ちは価値ある勝利といえる。川崎競馬組合の関係者も「ヴァンクルサンタとフライトファルコンの2頭くらいしか、神奈川産馬の記憶はありません。(新馬勝ちは)珍しいと思います」と驚いた様子だった。


(サンスポ・コム 12月19日)
ネタ元のURL
http://race.sanspo.com/nationalracing/news/20141219/nranws14121916470008-n1.html

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