スマートフォン版へ

みんなの投稿ニュース

藤田騎手、著書が原因で騎乗機会減少との声

  • 2015年04月03日(金) 21時03分
  • 5
  • 8
 かつてはフサイチコンコルドで日本ダービーを制し、シルクジャスティスやローレルゲレイロ、トランセンドなどの名馬の主戦を務め、数々のG1レースで勝利に導いてきた藤田伸二騎手の低迷が著しい。

(中略)

「男気あふれる一本気な性格を高く評価する関係者も一部にはいますが、ここだけの話、みんなから怖がられています。藤田さんを若手時代から知っているベテラン騎手や調教師、かわいがられているわずかな後輩騎手を除いて、年下の騎手や調教助手などスタッフは腫れものに触る感じで、滅多に自分から声をかけたりはしません」(某トラックマン)

(中略)

「藤田さんは一昨年に著書『騎手の一分』(講談社)という本を上梓しましたが、書中ではJRAや騎手のエージェント制度、一部人気騎手の騎乗方法などを批判し、大きな話題を呼びました。以前から歯に衣着せぬ言動が目立つタイプではあり、的を射ている部分もありますが、さすがに過激すぎる内容に競馬サークル内では以前にも増して距離をとる動きもあります。有力馬への騎乗機会が減っている背景には、こうした影響もあるでしょう」(同)

 それと重なって騎手たちの世代交代も逆風となっているという。

「現在、リーディング争いをしている福永さんや岩田さんは、いわゆる藤田さんの“次世代”で“ポスト武豊”を目指している。彼らにしてみれば、藤田さんも超えなくてはいけない“古い世代”の人間のひとりで、正直折り合いはよろしくない。さらに下の世代は現役バリバリの頃の藤田さんを知らず、ただの厄介な先輩という認識しかない。以前の藤田さんなら単騎逃げができた場面でも、最近はせりかけられることも多く、かつての“神通力”が通用しなくなっています」(同)

(以下略)


(日刊サイゾー 4月2日)


【補足】
藤田騎手の過去10年間の成績

※勝利数/勝率

2005 117/0.141
2006 127/0.140
2007 106/0.162
2008  96/0.125
2009 112/0.142
2010  94/0.146
2011  59/0.137
2012  34/0.071
2013  51/0.109
2014  35/0.066

藤田騎手は2011年から成績が落ちていて、重賞勝利も2011年が最後。2013年に出版された『騎手の一分』が直接の原因ではなさそうですが……。恫喝はともかく、内部からの提言は貴重ですし、周囲と折り合いをつけつつ発信し続け、騎手生活を全うしてほしいです。
ネタ元のURL
http://www.cyzo.com/2015/04/post_21289.html

みんなのコメント5件

新着投稿ニュース

投稿ニュース 注目数ランキング