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“5億円馬”ザサンデーフサイチ種牡馬入り

  • 2015年04月07日(火) 21時42分
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 新冠町にある優駿スタリオンステーションに、ザサンデーフサイチ(牡11歳)がスタッドインし、今季から種牡馬として供用を開始する。

 ザサンデーフサイチは父ダンスインザダーク、母エアグルーヴ、母の父トニービンという早来町のノーザンファーム生産馬。1996年にオークス(G1)、1997年には天皇賞(秋)(G1)を制してJRA賞年度代表馬となったエアグルーヴの5番仔にあたり、2004年のセレクトセールに上場されると、国内市場における当時の史上最高価格となる514,500,000円(税込)で売却された。

 ザサンデーフサイチの競走成績は41戦3勝。2006年10月に東京でデビューし1番人気に支持されたものの3着。その後骨折が判明し長期休養を余儀なくされ、3戦目となった2007年9月の未勝利戦で初勝利をあげた。4戦目の後に再び骨折して休養。復帰後に2勝を上積み。11歳まで現役を続けたが4勝目はあげられなかった。

 半姉にアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯(G1)2回など重賞5勝)、半弟にルーラーシップ(Qエリザベス二世C(G1)など重賞5勝)、全弟にフォゲッタブル(ステイヤーズS(G2)などJRA4勝)、半妹にグルヴェイグ(マーメイドS(G3)などJRA5勝)、おいに今年のクラシック戦線での活躍が期待されるドゥラメンテなど活躍馬多数の母系という血統背景が評価され種牡馬入り。3月25日付で競走馬登録を抹消し、優駿スタリオンステーションには3月28日に移動してきたという。

 事務局の(株)優駿では「セレクトセールで高額で取引された馬だけあって惚れ惚れする馬体をしていますね。故障もあり競走馬としては大成できませんでしたが、秘めた能力と血統には目を見張るものがありますから種牡馬として楽しみです。ザサンデーフサイチの半兄となるサムライハートも当スタリオンで種牡馬として結果を残していますので、兄弟で頑張ってほしいとおもいます」と期待をかけていた。


(競走馬のふるさと案内所 4月7日)
ネタ元のURL
http://uma-furusato.com/news/detail/_id_80623

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