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ドイツにもいた!ブチ毛のアイドル

  • 2015年04月08日(水) 07時20分
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 チューリップ賞、そして先週行われた伏竜Sのパドックに幾重もの人垣ができていた話を伝え聞いた。ファンを走らせたのは斑(まだら)模様のアイドルホースであるブチコ。サラブレッドに斑毛という毛色はなく、ブチコは白毛の登録だが、海外では有色毛の入った斑模様のサラブレッドは鹿毛や栗毛として分類される。

 欧州にも2年前より話題となっている斑模様の馬がいて、それがドイツのシルベリームーン(牡4)。独仏でGIを3勝したパストリアスなどで知られるM・ホーファー厩舎の管理馬で、ブチコとはまた異なったビジュアルを誇り、白毛に薄茶色の大きな斑紋をもつ牛のような馬体の容姿(競走馬登録は鹿毛)が、見る者にインパクトを与える。

 未勝利馬だが、大変な人気があり、調教師の娘で昨年のシャーガーCの女子選抜チームに選出されたS・ホーファー騎手やA・シュタルケ騎手が鞍上を務め、初勝利を目指し奮闘している。

 フランスにも昨年5月28日、ペイントザドッグという斑毛の馬がロンシャン競馬場に登場。同馬の父ペイントザキャットは白毛の種牡馬で、日本の繁殖牝馬のシラユキヒメから多くの白毛・斑模様の馬が誕生しているように、近年のフランスではペイントザキャットの血統から複数頭の斑毛の馬が誕生しファンを喜ばせている。

 桜花賞の出走権を逃したことは残念だったが、すでに2勝を挙げているブチコには明るい前途が広がる。シルベリームーンは自身の公式フェイスブック上でブチコの動向を取り上げており、自身のライバル(?)として意識をしているようだ。斑毛の馬は人々に愛されながら世界中のターフを駆け巡る。


【画像】ドイツでブチコ級の人気を誇るシルベリームーン(右)。毛色と同じ色の勝負服も愛らしい(撮影・German Racing)
http://race.sanspo.com/keiba/news/20150408/ove15040805030002-p1.html
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